美姿勢の大敵 -肩こり・腰痛に効くストレッチ方法

その他

40代、50代向け 【体のお悩み解決】美姿勢の大敵 -肩こり・腰痛に効くストレッチ方法

みなさんこんにちは!風も冷たくなっていよいよ秋の到来を感じますね。さて秋といえばオシャレを楽しむ季節、トレンチコートやジャケットを恰好よく着こなすためにも、肩こりや腰痛の原因になる血行不良、筋肉の凝り固まり、姿勢の悪化を改善したいものです。そのために今日は、エイジングビューティーに大敵な肩こり、腰痛対策ストレッチについてご紹介させていただきますね。

■理想的な身体のバランスは“上虚下実”

東洋医学では、理想的な身体のバランスとして“上虚下実”という言葉があります。これは上半身(胸から上)はリラックスしていて、下半身(足腰や丹田)は力強い状態が、自然でバランスのいい状態であるということを意味します。しかし現代人はこれが逆で、上半身に余計な力が入っていることで肩こりや頭痛などが起き、下半身から力が抜けているので、腰痛や虚弱体質になるとも言われています。今回は“自然体でバランスのいい上虚下実な身体”に近づく8つのストレッチをご紹介しますね。

■上半身はリラックス、下半身は力強くするためのストレッチ方法

①上半身の余計な力を抜く

息を吸いながら肩を思い切り耳の方に引き上げる⇒息を吐きながら一気に下にストーンと落とす。これを5回くらい行う。

 

②ガチガチの肩周辺をほぐす

右手を胸の前に置く。

そこから頭の周りをゆっくりじっくりと回す。

右手、左手共に10回ずつ。

③凝り固まった胸と肩甲骨周辺をほぐす

両手を後頭部で組み、息を吸いながら肘と胸を広げ、肩甲骨を寄せる。

息を吐きながら、肘同志を近づけ背中を丸める。ゆっくりと5回程度行う。

④縮こまった首~肩のストレッチ

右手を左耳の上の側頭部にあて、横に頭を倒す。左肩が上に上がらないように気を付ける。30秒程度行い、反対も行う。

⑤じっくり腕全体をほぐし血流UP

両手の指先を自分の方に向け、手のひらを下に向けて床に置く。30秒~1分程度行う。

⑥緊張した腰周辺をストレッチ

両足を伸ばし、息を吐きながら前屈。キツい場合は膝を曲げてもOK。仙骨や尾骨、坐骨、左右の腰の筋肉の伸びを感じながら1分間程度。

⑦股関節ゆらゆらほぐし

仰向けに寝転がり、両膝を曲げて腰幅の1.5倍程度に広げて置く。ワイパーのように左右にリズミカルに倒す。30秒~1分程度。

⑧足腰の強化

仰向けになり、両ひざを直角に曲げる。内くるぶし&両膝をしっかりとくっつけ、骨盤を上にあげる。足同士が離れないように注意。このまま呼吸を止めず内ももやお尻の穴、丹田(下腹部)を締め30秒~1分間キープ。

いかがでしょうか?私自身もダンスを長年やっていたこともあり、実は腰痛持ちです。今回ご紹介したメニューは全て私のレッスンでもやっていますし、自分自身のストレッチメニューでもあるのですが、これらを行うようになって、随分と症状が軽くなりました。
また、上虚下実の状態を保てると気持ちが前向きになったり、自分に自信が持てて、幸せの感度も高まります。そんな心身ともにバランスのいい状態で秋風に吹かれながら、颯爽と街を歩きたいですね!

タイトルとURLをコピーしました