顔のむくみの原因は?対策のカギはマッサージと生活習慣の見直し

朝起きて鏡を見たら、むくみで顔がパンパン・・・!という経験をしたことがある方も多いのでは?むくみ対策をするためには原因を知り、マッサージを取り入れたり生活習慣を改善したりすることが大切です。今回は、むくみが気になるときに試したいマッサージのテクニック、生活習慣のポイントをご紹介。できることから取り入れて、むくみ対策に役立てましょう。

顔のむくみの原因とは

顔のむくみの原因は?対策のカギはマッサージと生活習慣の見直し

むくみの主な原因は水分の滞り。塩分や水分はもちろん、アルコールの摂りすぎも関係します。お酒をたくさん飲むと血中のアルコール濃度が高まり、血管が拡張することで水分の代謝がスムーズにいかなくなるためです。飲み会の翌日にむくんでしまった経験がある方も多いでしょう。

また、血行不良も水分の代謝を妨げるので、結果としてむくみにつながります。睡眠不足や運動不足、冷えには要注意。忙しさのあまり熟睡できない方や、動く機会の少ないデスクワークの方、お風呂につからずシャワーで済ませている方は、むくみが起きやすい状態になっているかもしれません。

顔のむくみが気になるときは、マッサージで対策

原因を知ってどんなに気を付けていても、朝起きたらむくみが・・・!なんてことも少なくないのが現実。気になるむくみには、簡単にできるマッサージで対処するのがおすすめです。方法はいろいろありますが、試しやすい手順と注意しておきたいポイントをお伝えします。

マッサージの方法

1. 小指を小鼻の脇に当てて頬を手で包み込み、ゆっくり圧を加えるように押さえる
2. 頬を指全体で持ち上げるように、大きく円を描く
3. 中指・薬指で、口角を引き上げる
4. 額に指全体で圧をかけながら、引き上げるように大きく円を描く
5. 中指・薬指で目の周りに円を描き、最後にこめかみをやさしくプッシュ

上記の流れを数回繰り返しましょう。どのパーツでも、顔の中心から外側へ向かって指を動かすことを意識してみてください。

ワンポイントアドバイス

マッサージを行う際に注意したいのは、強い力を加えないこと。マッサージ用のクリームを使うと、摩擦や余計な力を軽減しやすくなります。指のすべりがよくなるだけでなく、クリーム自体に含まれる成分による保湿効果などが得られるメリットも。マッサージを行う際は、ぜひクリームを併用しましょう。

また、肌と手を清潔にすることも大切です。洗顔後や化粧水を付けた後などに行い、一度手を洗ってからマッサージしてくださいね。

顔のむくみを起こさないために、日常生活で気を付けるべきこと

マッサージはあくまでも応急処置。顔をむくませないためには、普段の生活から気を付けることが大切です。生活習慣を振り返りつつ、できることから見直してみましょう。

水分・塩分・アルコールのとりすぎに注意

まず、むくみに直結する水分・塩分の摂りすぎに注意しましょう。

水は一気に飲まず、こまめに飲むのがおすすめです。とくに寝る前に水を飲み過ぎると、翌朝のむくみが起きやすくなるため気を付けましょう。

料理の際は、減塩の醤油やみそなどを活用するのもあり。塩分だけに頼らず、香辛料やお酢なども活用してくださいね。

もちろん、アルコールの飲みすぎにも要注意。自分にとっての適量を知り、ほどほどに楽しみましょう。

ミネラル・ビタミンをしっかり摂る

食事は栄養バランスを意識しつつ、ビタミン・ミネラルをしっかり摂りましょう。ミネラルの中では利尿作用があるカリウム、ビタミンの中ではビタミンB1がとくにおすすめです。

カリウムを含む食材の例

ウリ科の食べ物(すいか、きゅうり、冬瓜など)、バナナ、りんご、昆布など

ビタミンB1を含む食材の例

肉類、魚類、豆類(とくに小豆など)、穀類(玄米、ライ麦パンなど)、かぼちゃ、ごま、ナッツ類など

血行をよくして、代謝を上げる

血行を促し、代謝が上がる生活を心がけましょう。以下のポイントもヒントに、健康的な生活を心がけてみてくださいね。

・シャワーで済ませず、浴槽につかる
・同じ姿勢で作業するときは、こまめに体を動かす
・適度に運動して筋肉をつけ、基礎代謝を上げる
・むくんでしまった朝は、冷水と温水で交互に顔を洗う
・質の良い睡眠をとれるよう、環境を工夫する

まとめ

むくみを解決するためのヒントは、日常の何気ない習慣に潜んでいます。生活習慣を振り返り、できることから改善してみましょう。それでも顔がむくんでしまった朝には、ご紹介したマッサージをぜひ試してみてください。