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メイクの悩みとしてよく挙がる、団子鼻やのっぺりとした顔立ち。日本人に多い悩みですが、ノーズシャドウがあれば解決も夢ではありません!
でも、わざとらしくなってしまったり肌から浮いてしまったりと、自然に仕上げるのは意外と難しいもの。ナチュラルに仕上げるためのノーズシャドウの入れ方を押さえて、すっきりとした鼻筋を手に入れましょう。

ノーズシャドウをすると何が変わる?

ノーズシャドウをすると何が変わる?

基本的な効果は顔全体のシェーディングと同様。眉間から鼻筋にかけて陰影をプラスすることで、鼻を立体的に見せる効果が期待できます。

メリハリが出ることで、鼻筋が自然とすっきり見えて一石二鳥。本当に必要なの?入れることでどんなメリットがあるの?と思っていた方も、ぜひ普段のメイクに取り入れてみてください。

ノーズシャドウの種類と選び方

ノーズシャドウはパウダータイプが主流。2~3色がセットになっているもの、アイブロウとして使えるものも多めです。

まれにペンシルやスティックタイプもありますが、自然に仕上げやすいのはパウダータイプ。初心者の方も、まずはパウダーをチョイスしましょう。

色は暗すぎるとやりすぎ感が出てしまうので、肌の色よりも若干暗め程度がおすすめ。2~3色がセットになったパレットタイプだと、色が調節しやすく重宝します。

【基本】やりすぎ禁物!自然なノーズシャドウの入れ方

少しでも濃かったり長かったりすると、舞台メイクのようなわざとらしさが出てしまいます。自然に仕上げるための入れ方を押さえましょう。

① ブラシにノーズシャドウを含ませたら、つけすぎを防ぐために手の甲やティッシュで軽くはらいます。

② 眉頭から目頭にかけてのくぼみにブラシを沿わせ、ノーズシャドウをさっとのせます。眉毛とつなげるようにするのがポイント!

③ 鼻の大きさが気になるなら、小鼻にもオン。まず鼻先にのせ、左右の小鼻のくぼみに向かって広げるようにぼかしましょう。ここでも、広範囲にぼかしすぎないように注意してくださいね。

「ノーズシャドウ」と言っても、入れるのは鼻の根元にあたる眉頭から目頭にかけてのみ。鼻筋の縦のラインには入れません。位置を絞って影を付けることで、メリハリのある立体フェイスに近付けます。

もっと立体感がほしいなら、鼻以外のシェーディングとハイライトもプラス

ノーズシャドウだけでも印象が変わりますが、もっと立体感を出すなら他の部位のシェーディング、さらにハイライトまで入れるのがおすすめです。

シェーディング:理想のバランスからはみ出る部分を削るイメージで

理想的な顔のバランスからはみ出る部分を削るイメージで、髪の生え際を含むフェイスラインに入れて影を付けます。理想的な位置は顔型によって異なるため、この後の説明を参考にしてみてください。

ハイライト:顔の中でも高さがある部位にのせて、立体感アップ

ハイライトを入れるのは、顔の中でも元々高さがある部位。Cゾーン(眉の下から目尻の下までを結んだCカーブ)・眉間の上の逆三角ゾーン・鼻筋・目の下の逆三角ゾーン・顎先に入れるのが基本です。ハイライトによって光が反射され、骨格が自然と引き立ちます。

参考:顔型別のシェーディング&ハイライトを入れる部位をCHECK!

面長タイプ

シェーディング:顔の上下(額の生え際、あご)に入れる。ノーズシャドウは顔の縦幅を強調するので、やりすぎないように特に注意 ハイライト:「横」を意識して入れる。例えば目の下の三角ゾーンは、こめかみに向かってやや広めに入れてOK

丸顔タイプ

シェーディング:こめかみから頬にかけて、顔の両サイドに入れる ハイライト:入れすぎると顔が膨張して見えるので注意。「縦」を意識して、コンパクトかつシャープめに入れると顔がすっきりして見える

エラ張りタイプ(ベース型)

シェーディング:エラにピンポイントで入れる ハイライト:丸顔タイプと同様、入れすぎに注意。目の下の逆三角形ゾーンは、特に広げすぎないように

まとめ

メリハリのある垢抜けフェイスに近づくためには、ノーズシャドウをうまく活用するのがおすすめ。難しそうに思えるかもしれませんが、ちょっとしたポイントさえ押さえれば簡単に自然な仕上がりが叶います。ぜひ普段のメイクに取り入れてみてくださいね。